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テスターの使い方電圧・抵抗・導通を測る、回路の「目」になる道具

テスター(マルチメータ)は、電圧・電流・抵抗を測る道具です。回路が動かないとき「どこまで電気が来ているか」を確かめられるので、勘で配線し直すより早く原因にたどり着けます。

CONTENTSこの記事の目次

01 — MODES

よく使うモード

モード記号測り方
直流電圧V⎓ / DCV測りたい 2 点に赤と黒のリードを当てる(並列)
抵抗Ω電源を切った状態で、部品の両端に当てる
導通チェック♪ / ●))つながっていれば「ピー」と鳴る。断線・ショート探しに便利
直流電流A⎓ / mA回路を切って、その間にテスターを直列に入れる

電子工作で使うのは、ほぼ直流電圧・抵抗・導通の 3 つです。交流(〜 / ACV)は家庭用コンセント向けで、普段は使いません。

02 — VOLTAGE

電圧を測る手順

  1. 01

    ダイヤルを DCV(自動レンジなら V)にする

  2. 02

    黒リードを GND に当てる

  3. 03

    赤リードを測りたい点に当てる

  4. 04

    表示を読む。マイナスなら赤黒が逆

例:GPIO を HIGH にして 3.3V 前後が出ているか。LED の両端が Vf 付近になっているか。電源レールに電圧が来ているか。

03 — CONTINUITY

導通チェックで配線を確かめる

電源を切り、テスターを導通モードにして、つながっているはずの 2 点に当てます。鳴らなければ断線(ブレッドボードの接触不良、ワイヤの内部での折れ)。鳴ってはいけない場所(+ と GND)で鳴ればショートです。

ジャンパワイヤは中で折れていても外から分かりません。「どうしても動かない」ときはワイヤ 1 本ずつ導通を見ると、意外とこれが原因のことがあります。

04 — CURRENT

電流を測るときの注意

  • 赤リードを差す穴が変わる(mA 用の穴へ)
  • 回路を切って、切れ目にテスターを直列に入れる
  • 測り終わったら必ず電圧モードに戻し、リードも V の穴に戻す

05 — WATCH OUT

注意点

電流モードで電圧を測らない

いちばんよくある失敗です。ヒューズが切れると電流が測れなくなります。

抵抗は回路から外して測る

回路内では並列の部品の影響で正しい値になりません。電源が入っていると測定値がでたらめになるか、テスターを傷めます。

06 — CHECK YOURSELF

理解チェック

Q1LED が光らない。最初に測るのは?

LED の両端の電圧。0V なら手前で切れている。Vf 程度あるのに光らないなら LED の向きか LED 自体の問題。