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はんだ付けの基本ピンヘッダの取り付けとユニバーサル基板への固定

買ったセンサーにピンヘッダが付いていない、ブレッドボードで動いた回路を固定したい。そこで必要になるのがはんだ付けです。コツは「こて先で部品と基板を先に温め、そこにはんだを流す」の一点。はんだをこてに乗せて運ぶのではありません。

CONTENTSこの記事の目次

01 — TOOLS

道具

  • 温度調節つきのはんだごて(320〜350℃に設定。温調なしなら 30W 前後)
  • はんだ(鉛入り、太さ 0.8mm 前後が初心者向け。鉛フリーは融点が高く難しい)
  • こて台と、こて先を拭くスポンジ(または真鍮ワイヤ)
  • ピンセット、ニッパー(足を切る)
  • マスキングテープやワニ口クリップ(部品を固定する)
  • 換気。はんだの煙は吸わない

02 — PIN HEADER

ピンヘッダを付ける

  1. 01

    ピンヘッダをブレッドボードに挿し、その上に基板を乗せる(基板が水平に、ピンが垂直に固定される)

  2. 02

    こて先を「ピン」と「基板のランド(銀色の輪)」の両方に当てて 2〜3 秒温める

  3. 03

    こて先の反対側からはんだを当てる。溶けてランド全体に広がったらはんだを離す

  4. 04

    こてを離す。1 ピン 3〜4 秒が目安。長く当てすぎると基板が傷む

  5. 05

    まず両端のピンだけ付けて、傾いていたら温め直して修正。それから残りを付ける

03 — GOOD / BAD

良いはんだ・悪いはんだ

見た目状態対処
富士山型で光沢がある良い—
丸い玉になってランドに広がっていない温度不足。ランドが温まっていないこてを当て直してランドを温める
隣のピンとつながっている(ブリッジ)はんだが多すぎるはんだ吸い取り線で余分を取る
表面がザラザラ・ひびがある固まる途中で動かした(イモはんだ)温め直して固まるまで動かさない

迷ったらテスターの導通モードで、ピンとランドの間(鳴るべき)と、隣のピンとの間(鳴ってはいけない)を確認します。

04 — PERFBOARD

ユニバーサル基板に回路を移す

  • ブレッドボードの配置をそのまま写すと迷わない。先に紙に配置図を描く
  • 部品を挿し、裏で足を少し外側に曲げて固定してからはんだ付け。付け終わったらニッパーで足を切る
  • 配線は「足を曲げて隣とつなぐ」「スズメッキ線を這わせる」「被覆線で飛ばす」の順に楽
  • GND と電源のラインを先に決めて、基板の端の列に通しておく

05 — REWORK

失敗したら

  • はんだ吸い取り線:ブリッジや盛りすぎに。線をはんだの上に置き、上からこてで温めると吸い取る
  • はんだ吸い取り器:部品を外すとき。溶かした瞬間にバネで吸う
  • フラックス:はんだの流れが悪いとき、古いはんだを付け直すときに少し塗る

06 — WATCH OUT

注意点

こて先は 350℃

触れば火傷します。置くときは必ずこて台。コードを机の端から垂らさない。

換気と手洗い

はんだの煙(フラックス)を吸わないようにします。鉛入りはんだを触った後は手を洗います。

基板を長く温めない

ランドが剥がれます。1 か所 5 秒以内。うまくいかなければ一度冷ましてやり直します。

07 — CHECK YOURSELF

理解チェック

Q1はんだが玉になってランドに広がらない。原因は?

ランド(基板側)が温まっていない。こて先を足とランドの両方に当ててから、はんだを反対側から当てる。

Q2ピンヘッダをまっすぐ付けるコツは?

ブレッドボードに挿して固定し、まず両端のピンだけ付けて傾きを直してから残りを付ける。